ドローンスクールの講習で足りない場合は
ドローンスクールは講習期間が三日間と、基本的に短いのが特徴です。
その代りに短期間で集中的に必要な技術や知識を学べるので、忙しい社会人でも講習を受けやすいのが魅力と言えます。
その一方で費用が二十万円を超えるのが相場となっていて、そんな短期間でそこまでかかるものなのかと二の足を踏んでしまう方もいるかもしれません。
ですが、この三日間というのは非常に密度が濃く、その上でドローンを動かしていく上で必要な条件をすべて揃えることが期待できるため、決してこの料金も高いものとは言えないのです。
まず、ドローンを飛行させるためには国土交通省からの許可を得る必要があります。
そのためにはドローンの飛行経験が十時間以上あることが証明されねばなりません。
そしてこれらの操縦には民間資格が設定されていて、それを取得している人が技能面でも知識面でも仕事をするに足る水準に達していると示されます。
だからドローンスクールで学べば、そこから仕事を得られるようにもなっていきます。
三日間の講習だけでは仕事を行えるレベルに達するかは疑問がありますが、スクールを卒業したという事実があると、技術者を欲しがっているところから声がかかる機会も増えます。
そうなれば、あとは実地で仕事をこなしていく中で自然と経験も積まれ、腕も磨かれて行くということになるのです。
講習だけでは不完全に思えても、その後は飛行許可を得て独自に練習することも可能ですし、仕事の機会を得てその場で経験も積めるので、スクールの講習は最低限に必要なものを与えてくれると言えます。